環境・リサイクル機器

リングダイ式成形機 マルチプレスMAX

マルチプレスMAX
マルチプレスMAX
成形機構

特長

概要
従来のRPF設備では、飼料・肥料用のペレット造粒機として使用されていたリングダイ式成形機をそのまま使用したため、負荷の大きな廃プラ処理設備では耐久性に問題がありました。当社では豊富な経験と実績をベースに、耐久性とメンテナンス性の向上に主眼におき、国内市場ニーズにマッチした“マルチプレスMAX”シリーズを開発しました!
特長
  • ダイの円周上に多数の穴を開けた磨耗の少ない成形機です。
  • 廃プラスチックの場合、ダイ穴部での通過抵抗によって十分な熱が発生するため、外部加熱が不要です。
  • 製品サイズに合わせて適正なダイを選定します。
  • 回転軸、主軸を4つの軸受で支持し、軸の振動を抑えた構造となっています。
  • 主軸には油圧式安全装置を装備しており、万が一異物が噛み込んだ場合には主軸が回転して本体に過大な力がかかるのを防ぎます。
  • 前面扉は全開可能なヒンジ式を採用し、二重扉となっていますのでカッターの位置に関係なく扉の開閉ができます。
成形機構
投入シュートより“ダイ”内側に供給された原料は、ダイ内側に設置された“ローラ”と“ダイ”の間で粉砕されながら、ダイ円周上に多数開けられた穴に押し込まれます。その際、摩擦により発熱し、一部は軟化してダイ穴における通過抵抗により硬度を増しながらダイ外周から押し出されます。
押し出された成形品はダイより外部に取り付けられた“カッター”により切断され、製品として機外へ排出されます。

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標準機種と処理能力

型式 ダイ寸法
(mm)
製品サイズ
(mm)
処理能力
(t/h)
動力(kW)
MPV0600K 650 6~20
円筒状
0.3~0.5 90~150
MPV1600K 850 0.5~1.5 180~220
MPV2400K 880 1.5~2.5 320~400
MPV3000K 1000 2.0~3.0 400~500