粉体機器・粉体システムエンジニアリング

ハイスピードミキサーの主な用途

造粒
アジテータ羽根・チョッパ羽根の各回転数及び運転時間、結合液の投入量、投入タイミング、ジャケット熱及び冷却時間等、総合的に組み合わされて可能となり、各要素を調整することにより細粒、顆粒、溶融造粒等と、粒径サイズを変えることが容易にできます。
ハイスピードミキサーの用途<造粒>
混合
ドライミキシングは約2分と短時間で行えます。アジテータ羽根を回転させるとき、粉粒体に遠心力と上昇推進力が生まれ、シェル構造により反転運動しながら攪拌が繰り返され、特異なチョッパ羽根の回転が微量な原料をも分散させ均一な混合が行えます。
ハイスピードミキサーの用途<混合>
ハイスピードミキサーの用途<混合>
乾燥
乾燥用ホットエアを缶体製品に通気し、ジャケット加熱との相乗効果により、素早く効率的に乾燥ができます。アジテータ及びチョッパ羽根を適宜回転させることにより乾燥ムラがなく、水分の多いケーク状の物からスラリー状の物まで乾燥粉状化できます。
ハイスピードミキサーの用途<乾燥>
コーティング
多層コーティング・フィルムコート・マスキングコートが可能で、またコーティング皮膜の厚みは任意に変えることができます。最近では、微粒子コーティングにも取り組んでいます。
ハイスピードミキサーの用途<コーティング>