「砕く技術」の
根幹をなす
破砕機の
コアパーツ

破砕機の内部には、対象物を砕くため破砕対象物に直接的に衝撃を与える重要なパーツとして「耐摩耗鋳鋼部品」と呼ばれる特殊な部品が使用されています。岩石や金属等と直接接触するこれらの部品は非常に固く強い素材で作られますが、アーステクニカではこのような金属素材も自社で開発・製造しています。
鋳鋼品(鋳物)製造の技術は長い歴史を持ちながら、今なお進化を続ける技術です。
アーステクニカでは1970年の鋳鋼工場稼働開始より、開発・製造を続け鋳鋼品製造の技術を磨いており、破砕機の性能向上の大きな要因の1つとなっています。現在では、耐摩耗鋳鋼品の生産量で日本一を誇るリーディングカンパニーとして、生産能力向上と環境負荷低減の双方に積極的に取り組んでいます。

耐摩耗鋳鋼品の
生産量日本一を誇る
専門工場

当社の八千代工場には、耐摩耗鋳鋼品の製造を担う「鋳鋼工場」があります。当社の鋳鋼工場は耐摩耗鋳鋼品の生産量で日本一を誇る専門工場です。

お客様の
ニーズに合わせた
最適な部品を製造

耐摩耗鋳鋼品は当社の「砕く技術」の根幹をなす重要部品です。
当社ではお客様のニーズに合わせて鋳鋼品の硬さや形状を調整することで、多種多様な原料に最適な破砕機の部品を製造しています。

鋳鋼品製造過程での
廃棄物低減に注力

アーステクニカでは、「エコへの取り組み」の一つとして製造工程の効率化を進め、地球温暖化ガス・廃棄物を削減することを掲げています。鋳鋼工場でも製造工程で使用する砂の再生利用や、環境負荷の少ない材料の使用を通して地球環境保護に取り組んでいます。

コーンクラッシャ内に固定されているパーツです。回転するマントルとともに岩石を挟み込んで圧縮し、岩石を砕きます。

KVMミルの内部に取り付けられている部品です。タイヤと接しているテーブルが回転することでテーブル上の石炭や石灰石をすりつぶし、細かい砂状まで粉砕します。

コーンクラッシャの中で回転し、岩石を破砕するパーツです。部品の形状や表面の溝の形を調整することで、お客様の求める最適な形やサイズまで対象物を砕くことを可能にします。

インペラーブレーカなどの衝撃式破砕機に使用されています。機械内部で回転し、岩石と衝突して衝撃を与えることで、岩石を砕きます。

※掲載情報は取材当時によります