「砕く技術」で
資源供給に貢献

私たちが手にする鉄、銅、金等をはじめとする金属の多くは地中に眠る貴重な天然資源である鉱物が原料です。
例えば、世界的に有名な鉱物の産出国であるオーストラリア(鉄鉱石)、チリ(銅)が輸出事業の破砕機の活躍の場です。
その他にも、南部アフリカのダイヤモンド鉱山では、ダイヤモンド原石が埋まっている岩石から、岩石のみを砕き、いかに大きなダイヤモンド原石を取り出せるか、という特殊な破砕技術を追求した機械も活躍しています。
輸出事業の破砕機を通して生み出された鉱石は海を渡り、世界各国に供給され貴重な資源として役立てられています。

納入先は40カ国以上
世界中で製品が活躍

当社の「砕く技術」は海外においても高く評価され、輸出事業の製品は世界40カ国以上に納入実績を持っています。スケールの大きな海外資源鉱山を中心に幅広い国や地域で当社の破砕機が活躍しています。

海外トップメーカーへの
技術供与

機械そのものを製造・販売するだけでなく、機械の技術やノウハウを他企業に提供する「技術供与」の分野でも豊富な実績を持っています。世界有数のセメント・鉱山設備機器メーカーであるFLSmidth社をはじめとした海外のトップメーカーにも当社の「砕く技術」を提供しています。

東南アジアのインフラ整備に
「砕く技術」を活用

輸出事業の製品は世界中で高く評価され、様々な地域の大規模な鉱山で活躍してきました。この「砕く技術」をこれからインフラ整備が進んでいく新興国でも活かすため、輸出事業では東南アジアを中心としたインフラ需要が高い地域に向けた破砕機の製造に取り組んでいます。日本でのインフラ整備において長い歴史と豊富な実績を持つ「砕く技術」の活躍の場を広げ、東南アジアの人々の生活を支えていきます。

海外資源鉱山を中心に納入実績を持ち、当社オリジナルの特殊設計による「マントル」が高く評価されています。鉱山に加え、東南アジアの砕石業界などでも活躍しています。

高さ約10m、総重量570tという世界最大級の破砕機です。1時間あたり4000tという膨大な量の岩石を砕くことができる「60-109型」10台を含め、世界中に120台以上の納入実績を持っています。

※掲載情報は取材当時によります