「これまでの当たり前」に
とらわれない顧客目線で

2006
入社 営業部環境営業課
2015
営業部輸出営業課
2020
海外駐在(シンガポール)
2021
営業部破砕機営業課
08:30
社有車にて客先移動
10:00
お客様と新規案件の打合せ
12:00
昼休憩
14:00
代理店との営業戦略に関する打合せ
16:00
お客様より緊急問合せ、現地へ出張
18:00
業務を終え、帰宅。

私が就職活動をしていたときは「環境」というワードが流行りの一つになっていました。学生時代に企業が担う環境問題に対する社会的責任の影響などを学んでいたこともあり、自然とアーステクニカの環境事業に興味を持つことになりました。また、仕事が個人の裁量に任せられる風土があることも魅力的に感じました。まだ管理職になっていない先輩の社員が語ってくれた、自社の製品を使ったリサイクル設備の実証企業を立ち上げたという話に惹かれ、若手社員のうちから大きなことを任せてもらえると感じたことが入社の最終的な決め手になりました。

現在は、国内外の営業として、新規顧客への機器提案や見積作成、契約業務、請求業務や既存顧客の納入後フォローなどを行っています。案件発掘から受注、納入までは長いと数年かかることもあり、また納入後は10年20年と製品を使用いただくことになります。長い時間をかけて案件成就したときの達成感はひとしおですし、納入後も関係が継続することで顧客との信頼関係も醸成され、個人的なつながりに発展することも魅力です。また、営業ですので頑張った結果が数字で現れるというのも次のやる気につながります。

韓国のお客様に対して、それまで課題であったランニングコストを低減できる機械を提案し、採用されました。ところが、納入後、肝心の生産能力がお客様の思った通りに出ていないことがわかりました。規定した条件下で機械を使用していないことも原因の一つでした。通常、契約で規定された権利義務を満たしていれば責任は果たしたと言ってよいのですが、「お客様が困っていたら誠心誠意できることをする」という企業風土があり、上司も後押ししてくれ、技術部門と一丸になって解決にあたることができました。苦労はありましたが、お客様とも親密になれましたし「アリガトウ」と言ってもらえた時はうれしかったですね。

「これまでの当たり前」にとらわれず変化に柔軟に対応していく事が重要だと考えます。例えば、当社の機器を使用するお客様の多くは、油やほこりで汚れが発生しやすい等という課題があります。お客様の業態を考えると避けられない問題ですが、当社の機器で仕事を容易にしたり危険性を下げたりすることはできるはずです。ただ機械を販売して会社を成長させるだけでなく、お客様やそのご家族にとっても幸せを感じる機器の開発、普及に努めたいです。 そして、10年後、20年後に「やっぱりアーステクニカの機械を使ってよかった!」そういってくれるお客様を集めたアーステクニカファンクラブをつくって一緒にご飯食べてゴルフでもしたいですね。

※掲載情報は取材当時によります

砕石分野


輸出分野