自社製品の高い品質を
確保するために

2016
入社 技術部破砕技術課に配属
2019
製造部生産管理課
2020
品質保証部品質保証課
08:30
始業、メールチェック
09:00
図面、仕様書の確認。
10:00
不具合対応の進捗状況の確認。
12:00
昼食。昼寝。
13:00
検査計画書の作成。
14:00
不具合対応についてのミーティング。
16:00
工場で検査品の確認。
17:30
机周りの整理、帰宅。

アーステクニカの顧客は砕石業界から製薬業界まで多岐にわたっており、お客様の要求も様々。その様々な要求に応える技術力とチャレンジ精神が強みであり、設計の仕事を希望していた私にとって、その強みは非常に魅力的でした。また、親会社の川崎重工業と同等レベルの福利厚生制度や面接などを通じて感じた社員の人柄や社内の雰囲気が自分に合っていると感じ、迷わず入社を決めました。

砕石関係の機械全般の品質管理をしています。製品は部品を作って組み上げれば完成、という訳にはいきません。必ず国内規格や国際規格、社内規格を満たす機械が出来ているか検査する必要があります。それらの検査計画や検査立会、成績書の作成などが通常の業務です。自社製品の高い品質を確保し、トラブルを減らすことでアーステクニカのブランド力を守ることが私たちの役割。機械が問題なく稼働し、その状態をメーカーが保証することは“当たり前”のことですが、この“当たり前”を守ることがお客様から信頼を得ること、会社を守ることにつながるのです。

取引先から購入した製品に不具合があり、問題となったことがありました。このような場合、問題のない製品を再度納入させて終わりにしてしまうことも多いと思いますが、再発防止もかねて「どうすれば不具合が起きないか」を取引先と一緒に考え、二度と同じ問題が起きないよう解決策を作り上げました。トラブルがあった場合、責任問題は重要な話ですが、根本的な問題解決を図る事が両社の将来にとってはより重要であると考え、トラブルに対応するようにしています。

トラブル自体は当然良いことではありませんが、トラブル対応は新しいことに触れられるチャンスであること、また、より良い製品作りを目指すため各部署が力を合わせ解決へ向かっていく一体感にこの業務の魅力が詰まっていると感じます。新しい経験を積むことで、多くの知識を蓄え、将来的には「彼なら何でも知っている」「彼に聞けば安心」と言ってもらえるような専門家を目指しています。

※掲載情報は取材当時によります