フットワークの軽さと
大企業の研究開発力を併せ持つ

2015
入社 技術部開発課
2016
技術部 産機技術課(現・破砕技術二課)
08:30
出社
10:00
書類や図面の作成
12:00
昼休み(散歩がてら近くのコンビニまで昼食のお弁当を買いに行く)
13:00
調達先との打ち合わせ
16:00
製造現場から問い合わせ 工場で製造部門と打ち合わせ
17:30
業務を終え、帰宅

大学では固体物理学を学んでおり、所属していた研究室では物質の様々な物性値を測定するための実験装置の立ち上げを行っていました。破砕技術においては“砕いたものを測定し、分ける技術”も必要であり、研究との共通点もあったことから興味を持ちました。また、機械工学以外の学科を卒業した先輩が大勢在籍しており、入社後に業務を通じて機械設計に関する基礎知識を一通り身につけ、成長していける環境があることが最終的な入社の決め手となりました。

私は、振動ふるいと呼ばれる岩石や石灰などの原料を、ふるい網によって、大小の原料粒子にふるい分ける機械の設計を行っています。設計業務は図面の作成からお客様との調整など多岐に亘りますが、端的に言えば納入した機械が壊れずに健全に稼働するため、トラブルの元になりえることを予め取り除いておくことだと考えています。しかし、実際にお客様の工場に機械を設置、試運転を行うと、机上の計算では顕在化しなかったトラブルに見舞われることもあります。そうした問題点を現場で一つ一つ解決していき、自らが長い間苦労して設計し、作り上げた機械が無事に稼働したときの達成感は大きなものがあります。

アーステクニカは、従業員300人ほどの企業体ですが、親会社である川崎重工業の技術開発本部と協力して研究開発を行うことができます。中堅規模の組織の強みであるフットワークの軽さと、大きな組織の強みである研究開発力を併せもって開発に臨めるのは、アーステクニカだからできることです。衝撃式破砕機では、50年以上も前から機械を販売し、これらの長い歴史のなかで機械を常に洗練し続けてきました。私の目標は、現在の機械性能を上回り、トラブルのない破砕機を開発することです。

仕事を通じて経験を積み、知識を身につけ、どんな問題でも解決できるスペシャリストになることが夢です。私の周りの若手社員は、入社して1年もすれば皆、会社の第一線の戦力として立派に活躍しています。機械の知識は、入社した後に身につけても充分通用します。好奇心をもって新しい知識を身につけたい。そんな方は是非アーステクニカでともに働きましょう。

※掲載情報は取材当時によります

産機分野