電気設計を通じ新しい解析方法や
新製品の開発に挑む

2016
入社 技術部制御電装課(現:システム技術三課)
08:30
出社後、メールチェック
09:00
粉体機械の電気設計
12:00
昼休憩
13:00
シーケンサ製造メーカーとの打ち合わせ
16:00
製造部門との打ち合わせ
19:00
業務を終え、帰宅。

就職活動では、大きな機械の製造に携わってみたいと考え、大きな砕石機械の製造をメインで行っているアーステクニカに興味を持ちました。アーステクニカは八千代工場内で製造拠点と設計事務所が隣接していることが特徴であり、自分が設計している機械を逐次確認しながら業務ができるという点に魅力を感じました。また、調べていく中で砕石事業分野だけでなく、環境、産機、粉体といった別の分野があり、分野毎に大小様々な機械の製作に携われる点にも魅力を感じ、入社を決意しました。

トナー・医薬・食品・化学業界向けの粉体機械「ハイスピードミキサ」等の電気設計を担当しています。同一製品でも容量が2L程度の小型から3500Lもある大型まで幅広いサイズをラインナップしており、お客様の個々のご要望を打合せ等で確認し、それに対して適切な機械制御を提案・実現することが私の役割です。設計者でありながらも、お客様と直接やりとりできることで、会社にいるだけではわからない業界の知識やお客様の会社の考え方などを学ぶことができます。また、設計-手配-試運転-納品までの全ての工程に関われるというのも魅力です。

製造現場と近いため製造部門と技術部門が連携してものづくりに取り組めることは、設計担当としてのやりがいにつながっており、またアーステクニカの強みにもなっています。生産される製品は当然お客様によって違いがあるほか、求める性能や制御、また管理するデータにも違いがあります。そのため、業務では、お客様に寄り添った設計をすることを心がけています。もちろん、お客様のご要望によっては対応できないこともありますが、その際は別の可能な方法を提示するなどしてできる限りお客様のご希望を実現できるようにしています。

今後の目標としては、開発担当と連携して新しい解析方法などを既存の機械に組み込んでいければと考えています。また、粉体分野だけでなく他分野の機械の制御・電気設計にも挑戦していきたいと思っています。就職活動も人生における挑戦の1つだと思います。まずは様々な企業を積極的に見て回り、自分の視野を広げてみてください。現場でしか感じられないこともありますので、会社見学などにも参加してみましょう。就職活動は人生の大きな分岐点です。後悔の残らないようにできることは積極的にしていきましょう。

※掲載情報は取材当時によります

粉体分野