リサイクル機器の設計を通じて
環境問題に貢献

2006
入社 技術部環境技術室
2010
技術部環境技術課(現・破砕技術一課)
08:30
出社後、メールチェック及びメールへの対応
09:00
協力会社にて作成した設計図のチェック及び修正依頼
13:00
購入品の仕様検討、購入仕様書の作成
16:00
協力会社にて修正いただいた設計図の製作手配
20:00
翌日の業務内容確認、業務を終え、帰宅。

これからはモノを作るだけでなく、使用したものを原料に戻すリサイクルが社会において重要であり今後の成長が見込まれると考え、リサイクルをキーワードに就職活動を行いました。アーステクニカはお客様のニーズに合わせたリサイクル機器やプラントの設計業務を通じて、環境問題に貢献することができるというところに魅力を感じ入社を決意しました。実際に仕事をしてみて、破砕・選別・造粒の技術を活かして、社会のリサイクルの発展、廃棄物の削減に大きく寄与することができる会社だと実感しています。

廃車などの金属系の廃棄物を対象とする破砕機「シュレッダ」の設計を担当しています。設計の業務においては、機械をより良いものにしていくことや、新たな機械を開発するためのアイデアなどを常に考えていかなければなりません。また、社内外含め多くの人や会社と関わりながら、それらを実現していくことが設計担当の使命であり、業界の動向やお客様の状況だけでなく新たに施行される法律などについても常に把握しなければなりません。そのためにも、私自身は可能な限りお客様を訪問し、現場の状況やお客様の声を聞くよう心がけています。

担当機種の大幅な製造コストダウンが必要となり、製造部門と協力してものづくりの視点から考えたコストダウン方法を取り入れて機械構造を変更し、また、調達部門と協力して電動機などの購入品コストの低減を図ることで、目標を達成しました。このときの経験から、他部門などと協力して業務を進めることでより大きな効果が出せること、設計担当としても、溶接や機械加工に関する知識が重要であることも再認識しました。これらの経験は、設計担当としての自身の視野や幅を広げてくれるものとなりました。

私の担当機種のシュレッダは金属を含む廃棄物のリサイクル用機器で、言い換えると鉄の原料を作る機械です。しかも1台あたり年間数万~数十万トンの処理量を誇り、鉱山資源のない日本では非常に重要な役割を持っています。今後とも、機械の性能をより向上させて、より多くの機械を販売し、リサイクルの発展に貢献していければと考えています。リサイクル業界は、これから社会の中でますます重要になり成長していく業界です。ぜひアーステクニカに入社していただき、一緒にリサイクルを発展させていきましょう。

※掲載情報は取材当時によります

環境分野