未来のアーステクニカを
創り出す

2015
入社 技術部粉体技術課に配属
2018
技術部開発課
開発業務のため大学の博士後期課程に入学
2021
博士後期課程修了(博士学位の取得)
08:30
出社、メールチェック・1日の作業内容確認
09:00
開発試験・データ収集
12:00
昼休憩・昼食
13:00
開発試験・データ収集
16:00
開発機の試作
19:00
退勤

大学時代に所属していた研究室が乾燥装置や粉体工学をテーマとしており、自分の研究テーマもそれに関連したものだったことが入社の理由です。研究活動や学会発表を通して、社会にどのような乾燥装置や粉体処理装置があるか知っていくうちに、この業界への就職を考えるようになりました。その中でアーステクニカに入社を決めた理由は、事業の一つとしてある粉体分野と学生時代の研究が関係していたこと。また、勤務地、福利厚生の良さ、川崎重工業グループの一員であるといった点も志望動機になりました。

私の所属する部門では、医薬品、ケミカル、食品やその他粉体を扱う業界向けに各種機械の設計・開発を行っています。現在は粉体分野における新製品開発・改良のための研究開発業務に従事しています。事業を拡大し利益を生み出し続けるためには、常に製品ラインナップの強化、技術力の向上が必要になります。現在従事している仕事内容は、まさにアーステクニカの未来の製品ラインナップに直接関わるものであり、会社成長のカギとなる重要な分野なだけに、非常に大きなやりがいを感じています。

新型の機械を自ら設計検討し、製作図の作成~実機による試験データ収集まで一貫して担当したことがありました。多くの項目について、ベテラン社員のアドバイスをいただき一つずつ解決しながら、初めて新機種の本体を設計したことで、多くの学びを得ることができました。また、学会参加・展示会出展の際に、「御社の機械が現場や研究開発で活躍していますよ」とユーザーの方に言われることがあり、その際には自分たちが開発した製品が社会に貢献していると実感し喜びを感じます。

アーステクニカは、従業員300人ほどの企業体ですが、親会社である川崎重工業の技術開発本部と協力して研究開発を行うことができます。中堅規模の組織の強みであるフットワークの軽さと、大きな組織の強みである研究開発力を併せもって開発に臨めるのは、アーステクニカだからできることです。私の担当する機械は、50年以上も前から販売を開始し、これらの長い歴史のなかで常に進化し続けてきました。私の目標は、現在の機械性能を上回り、トラブルのない破砕機を開発することです。

※掲載情報は取材当時によります

粉体分野