エンドユーザーの付加価値を
高める製品を産み出す

2014
入社 技術部破砕技術課(国内圧縮破砕機チーム)
2015
技術部破砕技術課(海外圧縮破砕機チーム)
(現・破砕技術二課)
08:30
出社後、メールチェック
10:00
営業とのWEBミーティング
12:00
昼休憩
13:00
図面作成
16:00
出張時のプレゼン資料作成
19:00
業務を終え、帰宅

私たちの生活に必要不可欠な社会インフラを形成する上で必要な材料を生産していることや、環境リサイクルなどの他分野においても「砕く」という一つのプロセスで様々な分野に貢献している点に興味を持ちました。その他にも、海外への納入実績が多数あり、グローバルに展開している点、最終的には、設計において案件の上流から下流まで一貫して幅広く携われるということでやりがいを持てると考え、入社しました。

海外の砕石業界や鉱山で活躍するコーンクラッシャ、ジャイレトリクラッシャの設計を担当しています。設計というと事務所内で図面を描く仕事というイメージがあるかもしれませんが、設計担当者も製品納入後の試運転立合いや製品の提案、仕様の打合せなども担います。お客様から、「納入した破砕機のおかげで生産能力が上がった」などの良いフィードバックをいただけたとき、頑張って良かったとやりがいを感じます。海外鉱山といった日常生活ではなかなか関われない世界で仕事ができることもやりがいの一つです。

韓国のお客様に破砕機を納入したとき、試運転で仕様通りの性能が出ず、その場で原因を見つけて解決することになりました。この時は出張に同行いただいた工事部門の方や、日本にいる上司たちと連携し、お客様が納得する改善案を提案し、最終的には無事問題の解決につなげることができました。お客様に十分納得いただく説明をするのは大変でしたが、最後にはお客様と握手をして別れ、今でも仕事のつながりが続いており、自分にとって貴重な経験になりました。

今後、国内外問わず、砕石、鉱山市場においては後継者、成り手の不足のため作業員の減少が予想されます。そのため、今まで以上に効率良くエンドユーザーが操業を進めることができるよう、ハード面(機械性能、メンテナンス性の向上)やソフト面(遠隔監視や運転補助機能)で製品の価値を向上し、エンドユーザーの付加価値を高めるような製品を産み出していくことが私たちの使命です。市場の要求は大きく変化しています。様々な知見を持った仲間とともに、こうした課題に向けた製品の開発を進められればと考えます。

※掲載情報は取材当時によります

輸出分野